彫刻作品紹介
二紀展出品作品
松本保忠 二紀展出品彫刻作品紹介ページ
第58回(2004年)二紀展初入選
以後第67回展(2013年)までに8回入選。2013年二紀会準会員・2022年会員推挙される。以後会員として毎年出品予定。
1914年(大正3年)文部省美術展覧会(文展、現在の「日本美術展覧会」こと日展)から分離して、在野の美術団体として『二科会』が結成される。後に独立美術協会、一水会、行動美術協会、二紀会、一陽会が独立した。
一般社団法人二紀会(にきかい)は、日本の美術集団。旧二科会の活動を第一期とし、戦後新しく第二の紀元を画する意図のもと1947年に旧二科会会員であった熊谷守一、栗原信、黒田重太郎、田村孝之介、中川紀元、鍋井克之、正宗得三郎、宮本三郎、"横井礼市 によって創立された。当初の名称は第二紀会であった。二紀展を開催している。昭和24年/第3回展より造型部を設置(昭和28年解散)。昭和25年第4回展より彫刻部を設置。
1967年4月27日法人化され社団法人二紀会となった。
二紀会主張は次の5項目。
1、美術の価値を流派の新旧に置かず、皮相の類型化を排する。2、具象・非具象を論じない。
3、流行によって時代を誤ることを極力避ける。
4、真に新たな価値を目指し、創造的な個性の発現を尊重する。
5、情実を排しつつ新人を抜擢し、これを積極的に世に送ることに努める。
毎年秋10月に国立新美術館にて、二紀展が開催されている。
2023年
令和5年3月第10回二紀会彫刻部会会員展
2023年3月5日(日)~12日(日) ギャラリー青羅 東京都中央区銀座3-19-19美術会館1F
「帽子の恭くん」 25×20×50㎝ 材質:テラコッタ
2022年
令和4年10月第75回記念二紀展 (彫刻部門会員推挙となる)
10月19日(水)~31日(月 国立新美術館
「伸びよ(妹)」 32×32×158㎝ 材質:テラコッタ
令和4年3月第15回春季二紀展
3月25日(金)~31日(木) 東京都美術館
「祈り」 25×20×90㎝ 材質:テラコッタ
2021年
令和3年第74回二紀展
10月13日(水)~25日(月) 国立新美術館
「伸びよ」 50×50×160㎝ 材質:テラコッタ
2019年
令和元年第73回二紀展
10月16日(水)~28日(月) 国立新美術館
「歩(片足立)」 50×50×140㎝ 材質:テラコッタ
平成31年第14回春季二紀展
3月25日(月)~31日(日)東京都美術館ロビー階1~3室(上野公園)
14回春季二紀展 「足跡」 43×25×55㎝ 材質:テラコッタ
2018年
10月17日(水)~29日(月) 国立新美術館
第72回二紀展 「終わりの始まり」 55×40×185㎝ 材質:FRP 実弟がモデル
2017年
10月18日(水)~30日(月) 国立新美術館
第71回二紀展 「終わりの始まり」 55×40×183㎝ 材質:FRP 自刻像である。
2016年
10月12日(水)~24日(月) 国立新美術館
第70回二紀展 「若い人」 54×40×183㎝ 材質:FRP 甥っ子がモデル
2015年
10月14日(水)~26日(月) 国立新美術館
第69回二紀展 「待つ」 50×40×176㎝ 材質:FRP 娘の友達をモデルにしました。
2014年
第68回二紀展 「待つ」 45×40×185㎝ 材質:FRP 娘をモデルにしました。
2013年
第67回展「待つ」40×40×180㎝
材質:FRP
準会員に推挙される。
娘の友人をモデルにした作品である。
若さの持つ・初々しさと不安定さ、心配し
ながらも夢を探し求める心情、足を捩じっ
て待つ時の仕草で表現。静と動の微妙な変
化とバランス。
2013春季二紀展 出品作品 「自覚」 20×20×55㎝ 材質:テラコッタ
2012年
第66回展「自問」55×45×180㎝
材質:FRP
転勤していった職場の若い同僚をモデルに
した作品第3作目「自問」という題で3年間
同じモデルで取り組んでみました。
今回の作品を一つの節目にし、またしばら
く置いて、男子像に取り組みます。
若者が仕事の中で自問しながら、成長し、
力強さを身に付けていく過程が表現できた
かなと思っています。
2011年
第65回展「自問」45×45×180㎝
材質:FRP
内なる自分への問いかけ。善と悪。何のた
めの生か?。生きるとは?内に向かう自問
。
表現の未熟さ・歯がゆさを感じながらの
制作でした。
2010年
第64回展「自問」60×45×180㎝
材質:FRP
仕事・同僚・友人・家族・生い立ち。社会
人としての自覚とそれぞれの関係で、どう
対すべきか。理想と現実の中で、自問する。
自問の中で、信じる道を歩む。
2008年
第62回展「躍」60×45×180㎝
材質:FRP
長男をモデルにした作品です。くつろぐポ
ーズの中に、若者特有の「開き直り」と
そこから躍動していこうとするエネルギー
のようなもの表現してみました。
「躍」の題は躍動・躍進など、内に秘めた
若者のエネルギーの意味でつけました。
2007年
第60回展「追想」60×45×180㎝
材質:FRP
「追想」は自分のこれまでの歩みを振り返
り、静かに思いに耽る心の状況を表現しま
した。思いに耽ると同時に亡き母への思い
等込み上げるものがある。
2005 年
第59回展「道」60×45×180㎝
材質:FRP
女性美の追求と動きと変化のある表現にチ
ャレンジしてみました。
「道」という題名は彫刻を追求する道程を
意識して付けました。これから彫刻追求の
「道」を実直に歩んでいきたい。
2004年
第58回展「遙か」50×40×178㎝
材質:FRP
初入選
若い女性が未来を夢見て、「遥か」彼方を
見つめている。強い意志と希望を秘めて。
若さの放つ魅力を表現しようと思い取り組
んでみました。